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孤宿の人 上
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人気ランキング : 430位位
定価 : ¥ 1,890
販売元 : 新人物往来社
発売日 : 2005-06-21 |
| 価格 |
商品名 |
納期 |
| ¥ 1,890 |
孤宿の人 上 |
通常24時間以内に発送 |
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テンポが遅い? |
宮部さんの作品はいつも読んでいて小気味いい感がするのですが、今回は悲しい出だしからなかなか浮かび上がることができずに、だらっと上巻が終わってしまったと言う感じです。
他の時代物作品に比べて、ポイントが絞れていないような気がしました。
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泣けた! |
幕府から罪人の加賀殿を預かることになった丸海藩。どんな粗相も藩にとっては存亡の危機になる。だから、たとえ毒死事件が起こったとしても、藩のためには決して真相を明らかにはできなかった・・・。
誰にも心を開くことのなかった加賀殿だが、下女として入ったほうと言葉を交わすようになる。ほうの無垢な心が、いつしか加賀殿の心を開いていく。「加賀殿は鬼ではない。やさしいお方だ。」そんなほうの思いとは逆に、丸海の人たちは加賀殿を、災いをなす鬼だと噂するようになる。そして次々に悲劇が起こっていく。ほうはどうなるのだろう?そして加賀殿の運命は?読み進めるほどに切なさがつのっていく。藩のためという名目で、どれほど尊い命が失われていったことか!最後まで純粋であり続けたほうの姿がとてもいじらしく、悲しかった。ラストは泣けた。 オススメです!
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孤宿の人(上.下) |
宮部みゆきさんが好きな人は宮部ワールドにどっぷりつかる幸せを味わえるし今まで読んだことない人はきっと新たな宮部ファンになることを確信します。
登場人物に一人として悪人はいません。時代の流れ、政治に翻弄され不幸な目に会う人はたくさん出てきます。それでも悲しい物語にならず、感動が残ります。
作者が自ら書いてるように悲しい物語だけどそれだけに終わらないようにした、というのがよくわかります。
でも私は下巻の最後のほうはティッシュをにぎりしめ泣きながら読みました。悲しい涙ではなく、せつなくて。
登場人物の中で、私はほう、と加賀さまが好きです。二人が出てくる場面が美しくて何度も読み返したくなります。そのほかにも魅力的な人物がいっぱいです。
宮部みゆきというすばらしい作家が生きている時代に自分も生きててよかったと真剣に思える作品でした。
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「よそ者」からの視点 |
〜宮部みゆきさんの時代物は数多くありますが、今まではご本人の故郷でもある
江戸(特に深川周辺)を舞台とする物がほとんど(全部?)でした。
が、今回は四国のある藩の情景を、じっくり描くという挑戦をしています。
そのせいか、江戸物に見られる「独特の空気感や強烈な人物描写」によって、
思わず引き込まれて行くという感じがあまりなく、説明調〜〜も多かったようです。
それは、宮部さんが「よそ者」だから当然でもあるのですが。
同じ「藩もの」でも、藤沢周平の「蝉しぐれ」などにあるような空気感は感じられません。
それは、やはり、その土地に根付いた人にしか描けないものなのかもしれません。
が、この作品では「よそ者の視点」は悪い方に影響しているとは感じませんでした。
「ほう」や「〜〜加賀殿」がよそ者である事に、巧くリンクしているとも言えます。
また、加賀殿が来た事で、安心して座っていた地盤が崩れるような思いを味わっている
丸海藩の人々の漠然とした不安、重圧、増大する歪みにもつながります。
上巻はそうした不安が積み重なってゆく過程を描いているので、読んでいてしんどい。
章によって主人公がさまざまに入れ替わるの〜〜で、全体を追いづらくもあります。
まるで作者自身が考えながら書いているような迷いも感じます。
下巻の半ば頃から、一気に爆発するように畳み掛ける展開と感動はさすがです。
が、前半はもう少し煮詰めて欲しかった、その為に、心情を追う人物はもう一人くらい
減らしてもよかったのではないかとという感じもあるので、星4つとさせていただきました。〜
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ラストは感動ですね。 |
「ほう」の人間としての成長をもっと読みたかった気がします。ラストはちょっと涙ぐみました。