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孤宿の人 下
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人気ランキング : 505位位
定価 : ¥ 1,890
販売元 : 新人物往来社
発売日 : 2005-06-21 |
| 価格 |
商品名 |
納期 |
| ¥ 1,890 |
孤宿の人 下 |
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久々に涙を誘う人物の創造 |
失礼ながら、宮部作品を読んで泣いたのは久しぶりです。泣かせる場所とわかっていてもラストに泣いてしまったのは、ひとえにほうという少女の造形のうつくしさゆえです。スト−リ−の幕切れが見えているだけに、バタバタと筋書きが進んでいくのですが、ほうにだけは確かな手触りが感じられます。あとの人物はどうも、いかにも映像的というか(それもマンガとかアニメとか)、陰影にかけるというか、どこか浅い感じです。加賀殿にも宇佐にも、もう少し深みがほしかった。加賀殿の運命の悲哀も、書き込めばもっともっと読みごたえが出たでしょうに、もったいない。それを補ってあまりある最後の涙体験でしたので、ほうに☆5つとしました。(初期の宮部作品の物凄さはもう戻らないのかなあ。やや甘の☆5つにはその期待がこもっているのですけど。)
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最終章は涙がとまりませんでした。 |
下巻に入り、宇佐が住み込んだお寺の住職が現れ、宇佐との会話の中で真相が少しずつ見えてきます。一方“ほう”は純粋無垢な心で加賀様の心を開いていきます。
お上や藩の顔をつぶさない為、誰かが仕組んで情報を操作して真実を作っていく・・・。そして犠牲になるのは一般の人達。今の時代でも多かれ少なかれ起こっていることではないでしょうか?
そんな話の中で“ほう”の健気さが読者の心を虜にして感動を与えます。宮部みゆきさんならではの巧さがそこにあります。
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悲しみの涙>感動の涙 でした |
加賀殿の流罪により、混沌と混乱が生じる丸海藩の中で命を落とす登場人物があまりに多く、宮部みゆきの引き込まれる描写では自分の家族が死んだかのように本当に悲しくなってしまいました。
ドラマチックな展開は面白かった。でも、いち読者としては、それぞれの「生き様と死に様」だけでなく、「生きる」という選択や決着も、もっと読んでみたかったと思います。
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人生って・・・・ |
久しぶりに本を読んで泣きました。上巻から下巻へと流れるようにお話が進んで、心の中に丸海の人たちが住みつきました。こうなると分かっている結末ですが、最後に涙が止まりませんでした。人生の中でどうにもならないものに向き合った登場人物たちが、それぞれに一生懸命生きている。彼らの生き様を通して、人生って何なんだろう?人間って?普段忘れがちな、大切な事を思い出すことができました。話を読みながら、登場人物といっしょに、悲しみ、苦しみ、怒り、そして最後に「頑張ろう!」という気持ちを「ほう」から貰った気がします。
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あったかい話です。 |
読み応えがある!!という内容ではありませんでしたがスラスラと読み終えてしまいました。悲しい内容ではあるけれども悲しいだけではなく、感動できる終わり方でした。
上巻は登場人物が多いこともあり、やや説明っぽくテンポが遅い気はしましたが、下巻はラストまで一気に流れていき、その中で“加賀様”と“ほう”の対話がとても良かったと思います。
宮部作品は初めて読みましたが、週末ゆっくり読書できる日などに読んだらよいのではないでしょうか。